地域経営フィールドラボをスタートしました
2026年10月より正式にスタートする地域経営フィールドラボ。
ちょっと難しい名前なのでとっつきにくいかもしれませんが、2020年10月に名古屋から松阪に移住してから6年という月日が経過して、私たちの仕事のスタイルや取り組む内容の幅も広がり、今まで培ってきたノウハウを共有するタイミングに来たなぁと感じて、体系化したものがこの地域経営フィールドラボ。
きっかけは「ニッチャートラベル」という、阪急交通社さんやナビタイムさんが共同で行なっているこのプログラムで、初期に奥松阪もニッチャートラベルのフィールドとして活用してもらいましたが、「地域のこれからを共創する」という目的がとても素敵だなと思って、僕たちもそんなことをやりたいなとしばらく考えていました。
奥松阪の実際の取り組みを題材に、地域課題を事業へ変える方法を学ぶ
世の中には色々なプログラムがある中で、僕たちが強みにしているのは実践型で現在進行形のところ。
- デザイン事務所としてのクリエイティブワーク
- 農家体験民宿の立ち上げ
- 飲食店の立ち上げ(食堂やタコスショップ)
- 旅館業での宿泊施設の立ち上げ
- 街づくり拠点の立ち上げ
- 住宅宿泊管理業者の登録
- OTAを活用した宿泊施設の運営
- 地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャー
- 特定地域づくり事業協同組合の立ち上げ
- 空き家バンクの立ち上げ
など、この6年間で本当に多くのプロジェクトの立ち上げを行いました。おそらく6年間でここまでのプロジェクトを経験できたことはとてもラッキーだったのではないかと思います。さらに今はブルワリーの立ち上げも現在進行形で行なっています。
教科書を読むだけでは分からない本当の現場のノウハウが会社の中に蓄積されて、それが複合的に絡み合って動いているのが現在の奥松阪。
人材や資金など色々な課題や悩みがありながらも前に進むこの大変さは経験しないと本当の理解は難しいということもよくわかりました。地域資源を活用して何かをしたいという話はよく聞きますが、この「現代の百姓」的な活動にこれからのヒントが隠されていると感じていて、その内容を実際のフィールドを使って説明していけたらいいなと思っています。
農ある暮らしだけが、田舎の暮らしではない現代
中山間地域に移住したら農業をしながら暮らしていく、というのが以前だったら当たり前だったのかも知れませんが、昔と今の大きな違いは「インターネットがインフラとして整備されたことで情報格差が無くなり、通販などの充実により、都会でないと手に入らないというものが、限りなく少なくなった」ということだと感じます。
テレワークで働いている方も実際にいたり、僕自身も都会と接点を持ちながら暮らしているし、地方の暮らし方に多様性が生まれて、新しい価値が生み出されているのが現代。今までにはない「新しい暮らし方」もできるようになってきている実感があります。
地域課題を事業へ変えることの大切さ
僕が考えているのは、地域課題を継続して解決するためには課題解決をボランティアや有志に頼るだけではなくて、ひとつの事業として解決する方法を考えてみたいということ。
経済を介さない地域活動ももちろん大切だし、僕自身もその大切さはこの6年間でとても感じている部分ですが、それだけでは地域活動を維持することが難しくなってきていることに不安を感じています。
だからこそ「地域課題を事業へ変える」視点がこれからはもっと重要になると予想しています。経済を活性化というよりも地域課題の解決に経済という視点を織り交ぜて持続可能な地域活動のための手段を手にする、ということなのかなと感じています。
奥松阪の地域全体を学びのフィールドに
奥松阪・地域経営フィールドラボは、講義を聞くだけの視察研修ではありません。
宿泊施設、空き家、農地、飲食店、地域運営組織など、地域にある奥松阪が実際に立ち上げた「生の現場」を訪ね、地域で活動する人と対話します。そこから感じたことや学んだことをまとめ、参加者自身が抱える地域課題について整理し、地域に戻ってから取り組む「具体的な行動計画」を作成します。
一般的な概論ではなくて、本当に活動しているところから学ぶことはたくさんあります。耳の痛くなる話もたくさんあると思いますが、それも含めて本気で何かを変えたいと思う人たちと活動を共にしていきたいと考えています。
参加したい方は下の詳細内容をご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしております。
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